Shanks毘沙門天のひとりごと

2020/5/19

・側面攻撃はハンニバルの翼包囲なのだろうか?

ゲームから学ぶこともある。とくにMOEは純粋に楽しむようなタイプのゲームではない部分も興味深い。最近のパーソナルストーリでは実際の英国史に関わる部分も出てきている。学生時代には自国の史実だけで精一杯だったという人も多いのではないだろうか。ギリシャやローマはもちろんペルシアやインドと古代の武具や武人、戦術論なども膨大だ。古代とは呼ばないだろうがフランスのナポレオンの砲兵ギミックなども加われればと妄想してしまう。

MOEでの陣形ごとの動画をつぶさに見ると、戦術が発揮されているシーン例えば「側面攻撃」などは瞬間に効果発揮のマークが出る。ケースにより異なるが、遠距離で自兵のダメージが軽微だと思った「炎の雨」よりもダメージを軽減できる場合が多い。

側面攻撃といえばハンニバルの翼包囲(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%BC%E5%8C%85%E5%9B%B2)が思い出される。少数で多数のローマを次々に破るカルタゴの武将が得意とした戦法だ。少数であっても薄く包囲することで不思議と圧勝する戦法、カンネーの戦いでは5万のハンニバル軍が倍近くの強敵ローマ軍を紀元前2世紀に破っている。包囲殲滅戦の手本とされている。

日本の光栄の信長の野望でも包囲すると圧倒的に強かったのだが、MOEの側面攻撃はこの翼包囲のギミックが隠れているのではないかと思う。まだケースに遭遇していないが、動画を見る限り、側面攻撃で包囲網を構築できればどうなんだろうか相当な圧勝になるのかもしれない。

2020/3/16

・スターウォーズ帝国軍VS共和国

映画スターウォーズには帝国軍と共和国の2つの国家形態が出てくる。独裁国家の帝国軍と選挙を通じた民主制の共和国。帝国軍は独裁制であるが故に富国強兵を行いやすい。しかし、厳しいルールや暴力を背景にした統治には内部反乱や不和が付きまとう。共和国はそれぞれ個性が異なる議員により運営されるため一律の富国強兵は行いにくい。しかし、それぞれが好きなこと、楽しいことを進めることができるので経済も発展する。ダイバシティの利点とも言える。MOEの各チームも運営方法は随分異なる。厳しいルールで富国強兵を行うチーム、ゲームの楽しさをモットーにするチーム。程度の問題こそあれ、この極点の調整が行われている。

この映画の第三の制度はジェダイだ。一般人には獲得できないフォースを持ち、徒弟制度で技術を継承するジェダイの騎士。職人文化ともいえるだろう。それぞれが技術を追求し、他の人間が獲得し難い技術を開眼する。MOEのなかにもスターウォーズのキャラクター名を付ける猛者が多数いるが、どのチームに属していようが個々の鍛錬が重要であることを説いているように思う。写真家ロバートキャパが考案した世界最高の写真家集団マグナム・フォトなどもジェダイの騎士のような存在だ。映像には無い一枚一枚で勝負する写真の良さを感じることができる。そんなさなか、ワールド60で帝国軍が準備しているのを記者は一枚の写真に捉えた。

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果たしてジェダイの騎士は帝国軍に勝てるのであろうか。

2020/2/24

・ジェダイの徒弟制度

映画スターウォーズを輝かせるものにジェダイの騎士の存在がある。掟の元に彼らが結ぶのはマスターとパダワンの師弟関係を結ぶ徒弟制度。統率の取れたシス帝国と個性的な少数の凄腕ジェダイの対比は、職人世界の技術継承の良い部分を描き出している。

MOEにもそのシステムがある。アシスト制度だ。レベル1-14までのユーザーにピースシールドやツールを与えることで弟子が成長する。弟子が成長するとマスターは報酬が得られるというシステム。わたしもインド系のマスターがいたがもう彼はアクティブではない。最近気づいたのだが1日5人パダワン募集を打診できるそうだ。まったく使っていなかった。尊い報酬のため、もとい。尊い人材育成のために手当たり次第新人に送ってみよう。報酬以外にも新しい何かが得られるのかもしれない。

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2020/2/18

・Romaの工兵

チーム名にはそうありたいという名前が付くことが多いであろう。強者を擁すワールド66のRoman Empireを見てふとローマ時代を作り上げた始祖であるカエサルシーザーを思い出した。

現在のフランス地方ガリアという未開の地に左遷されたカエサルはアレシアの戦いで3倍近くの20万の兵を持つ要塞を破るという快挙を成し遂げており、これが後のローマの原動力になったことは間違いない。数字には誇張もあると言われているが、この戦いのすさまじさは工兵の存在。

3週間で要塞を総延長21キロメートルにわたる2重の土塁や刺で囲み外部とのやりとりを遮断、中の8万の兵を弱らせ、のちに到着する外からの25万の歩兵を騎兵と二重の土塁を巧みに利用し撃破している。

MOEでは密偵が工作や妨害を行えるため敵の移動を妨げる、敵兵を反乱させるなどの行為が可能だ。チームで集中的にターゲットに使う戦術などを策定しておけば、相当強力な攻撃ツールにはなるが、アレシアの工兵のような妨害陣の作成などの機能があるとより面白くなる。

たとえば敵が行軍できないマス目で囲めば圧倒的強者からの陣地防衛、また敵を囲んでしまえば一定期間圧倒的強者を縛ることができる。機会があったら提案してみよう。

2020/1/29

・戦略的に(Strategically)考えるMOE

Wikipediaによると「一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術」。戦略と戦術の違いがよく指摘されるが、前者が兵を大局的に動かす輸送や外交までを含む戦地外をも含む場合があるのに対して後者は戦地での作戦を指す。

抑止力や外交上の威嚇を専らとしてきた核兵器が"戦略核"、威力を落とし実際に戦地で使う爆弾として利用するのが"戦術核"だ。このゲームは強者が安定してくると戦略的な側面も強くなってくる。外交やコミュニケーションで自国の領土を守りながら日々のイベントをクリアし各々が兵を鍛え、城下を整備する。

古今東西、戦略論や兵法書がありこれはこれで面白いのだが、詳しいユーザーも散見できるのがこのゲームの魅力のひとつだ。ゲームを通してビジネス書の題材にもなるようなメソッドを実践できるかもしれない。

著名な孫氏の兵法は両方が織り交ぜてあるような絶妙な兵法書。

・無謀な戦争は避ける
・長期化を避ける
・相手を知って勝てる戦いしかしない
・防御を旨としてスキを見て攻撃する
・敵の攻撃を封じ、敵の防御を封じて主導権を奪う
・情報による臨機応変の体制

など弱者が強者を挫く方法が満載だ。ベトナム戦争では、北ベトナムが最強の米国を最終的には撤退させるが、諜報、準備(広大な地下豪)、裏を取るヒット&ウェイ奇襲、敵への接近による防御(空爆をさせない)と数々の「戦術」。そして米国内の政治的な反戦運動を呼ぶという「戦略」があった。10人で1人の兵を滅せれば、米国が撤退することをヴォー・グエン・ザップ将軍は理解していたそうだ。こちらの動画が詳しい。

MOEにもこれらを応用できる仕組みがある。エリアの防御を高める方法は多く、装備はもちろん、英雄のエリア首都への入城、攻撃者への役割を分担した包囲攻撃とチームでの攻防が繰り広げられる。アイテムや能力が複雑化しているMOEでは新たな戦術&戦略も出てくるかもしれない。

2020/1/24

・ノマドワーカーに必須な「デバイスリンク」

"設定からデバイスをリンクできるよ"とアドバイスを某国某将軍のC氏からもらった。比較的年齢層が他のゲームより高いと思われるこのMOEには過酷な足枷がある。ピースシールドの存在だ。強者が弱者を食らうこのゲームは日常的に城を焼かれる。城を焼くと豊富なご褒美がいただけるので10倍、ときには100倍の差がある圧倒的な強者が日常的に城を焼きに来る。

根本的にこれを阻止するには兵を増やすか防御を高めて相手に痛手を与えるしかないのだがアイテム「ピースシールド」は8時間、24時間、3日間そして最近加わった7日間の安全を保障する。イベントをクリアするか、ロトで入手、もしくは課金でゲットする。強者たちも365日シールドを外さない。外せば集団で焼かれるからだ。このゲームのハードルの高さは"生き残る"という熾烈なテーマを与えている。シールドを切れば、それまで得た資産がすべて消えるのだ。

仕事を行いながらこのゲームを継続するには、よりハードルが上がる。「あれ?ピースシールド切れるのでは?」そんなことを考えながら日常の業務をクリアしていくことができるユーザーが多い。両立しているユーザーは、器用で計画性に秀でた戦略家である印象がある。仕事中にゲームは御法度だが休憩中や隙間の時間を活用する術がある。スマートフォンやノートパソコンをデバイスリンクする。設定にその項目があるが、活用すると外出先でもミッションをクリアできるしピースシールドも張替えられる。困難な日常と困難なゲームをまとめてクリアするノマドワーカーには必要不可欠の機能だと思うのであった。


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